金属DIYの始め方③ おすすめ工具と注意事項を紹介 曲げる編

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金属DIY
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みなさんこんにちは!

昭和の設備の町工場から昭和のオッサンがお送りするDIYネタ。

金属DIYの始め方。
3回目の今回は

金属を曲げる!

編をお送りします!

過去2回の記事読んで頂いた希少種の皆さん!
スリスリガリガリやってますかぁ~

・・・

やってないよなぁ~

最初に言っておきます!

今回の記事は色んな意味でパワーが必要とされています!

皆様の妄想力フルパワー!

私の腕力フルパワー!?

・・・(-_-;)

どんな記事なんだよって?

過去の金属DIYシリーズの記事はこちら!

金属DIYの始め方① おすすめ道具と注意事項を紹介 切る編

金属DIYの始め方② おすすめ工具と注意事項を紹介 穴あけ編

お初の方はこちらもどうぞよろしくお願いいたします。

では今回もはりきって
いってみよ!

金属を曲げる!

いや!逆に聞きたい!!!

鉄曲げたいですか・・・!?

曲げないですねぇ~普通(-_-;)

曲げる事の関しては、いろいろ考えてみたのですが
過去の自分もDIYの経験上、一度もないんです・・・

ごめんなさい。

それは、工場にベンダーって言う機械があるから。

ずっ~っと機械任せにやってきましたから
有るのが当たり前で

DIYで折り曲げ?

思い付くところがありません。

これはいかん!

っう~ことで
これはやはり金属DIYを始める方々の為にも
私自身で 曲げる の実験検証をしてみたいと思います。

身近な道具でどんなふうに?どうやって?

鉄が曲がるのか?

実際にやってみたいと思います!

曲げ方と道具

小さい脳ミソ、フル回転で考えました。
簡単に曲げる方法で思い付いたのが2パターン。

1つ目は、機械で曲げるのも人力で曲げるのも
基本の考え方は同じ原理を利用するって事。
それは

てこの原理

です。

こんなんでしたよね?

人力ですから、支点から力点までの距離が長ければ長いほど
楽に曲げられる。

もう一つは・・・

ただブッたたく・・・(-_-;)

って事で、工場にある人力力点パワーツールと、
ブッたたきパワーツールを
探してみましたよ!

パイプ
モンキーレンチにメガネレンチ。
は力点に。

ハンマー系はブッたたきに。

みんな大きいものばかりです(-_-;)

そして
支点、作用点になるものと言えば

バイス

万力

万力の下に見えるのが
定盤なんでブッたたきに利用して!

挟む事のできるものなら、何でもいいんでしょうね。
薄くて小さい物なら、ペンチとかプライアーとかで
挟んで ギュッ で曲がってしまうものも
有りますよね~

でも今回は、使用する材料に合わせてチョットごっつい
これらの道具を使って実際に曲げてみたいと
思います。

曲げてみよう!

有る材でしか、試しが出来なかったのですが

使用した材はこちら。

鉄板(spcc)
1.6tと3.2t

丸棒(SUS304)5mm

ブッたたき編

まずは、鉄板。1.6tから行ってみた!

定盤の角に材を置いて

ブッたたく!

意外と簡単に曲がります。

寸法やら角度やら精度の問題は無視してください(-_-;)

 

次!

3.2t行ってみよ!

流石にキツイかぁ・・・

折れ目が付いてきたら
端の方からたたいて

Rがデカい。

板厚の差は倍なだけだけど
出来上がりが全然違います。

気合でたたけばRは小さくなりそうですが・・・
今回は勘弁してください。

次!

SUSの丸棒。

曲げる面が少ないから
鉄板より楽です。

簡単に曲がります。

定盤の角一点に力が掛かりますから
凹みますが・・・

上出来ではないでしょうか!?

てこ編

同じ材料でバイスに挟んでたたいてみた。

1.6t

最初は軽く手で押し込んで

Rを小さくするために挟んだ根元をたたいて

固定している分、角が綺麗に出ます。

同じことやってもしょうがないので
チョットアレンジ。

3.2t

20mm幅に切って、モンキーレンチでくわえて
グリッと360度。

ネジネジ。

こんな感じにしてみたり。

ピンを2本くわえてそこの挟んで

グリッっと。

してみたり・・・

何が出来るかしっかり

妄想してくださいねぇ~

SUS丸棒も挟んで
メガネレンチでグリッと!

てこの原理で

こんな感じ。

どうだったかな?

(聞かれても困りますよ・・・(-_-;))

いや、機械さまさまです・・・( ;∀;)

何が作れるかは あなた次第です!

都市伝説か・・・

でも、身近な道具で鉄が曲げられる事は
分かって頂けたかと思います。

精度に関しては、ある程度妥協できれば
数をこなすと大体の大きさに揃えて曲げられるかも。

購入したい!道具と注意点

ある道具と材料でアナログな方法で鉄を曲げてみましたが
とても大変な作業でしたぁ~

そんな中でも、有ると無いとじゃ大違いな道具。

板曲げには挟んで曲げるバイスは有った方が
良いですよ!

材料を固定する作業に!

切ったり、擦ったり、穴あけしたり。

小型の物でも一つ有ると便利です!

今回私も、万力までは使用しませんでしたが
定盤一体型もゴツイ万力もあるようで

バイスも万力も、相当な力がかかります!
しっかりと固定することの出来る場所で
使用する事をオススメします!

個人的には、丸棒を曲げる時ように
これは購入したいと思った道具がこちら

工場の機械で曲げられますが
DIYネタに使えそうですよねぇ~

ストーブの五徳作ったりとか出来そうです!

それと思い出したのですが・・・

2年程放置していた道具があったのを
思い出しました!

手動パイプベンダー!!!

使えそうだと思って購入して二年熟成させてました(-_-;)

こいつも要は、人力てこの原理です。

どうやってベースを固定しようか考えていたら
忘れてました~

最大25パイ板厚2.0t対応と言う事なので
なんか作りましょうかね・・・

レビューはその内ってことで。

使ってみたい方はどうぞ~

曲げるまとめ

今回の曲げる編いかがだったでしょうか?

正直、精神的なダメージ大きかったですねぇ~

本当に鉄曲げたいですか!?

これはやっぱりなるべくさけて通った方がよさそうです(-_-;)

飾りや模様付けの為のアクセントにするとか
寸法がシビアで無い、五徳のような物を作るとか
使い方限定されますかね。

相当作りこみをしないと、精度が出ない
大変な作業だと実感しましたぁ~

ヤリコミ大将目指す方はドンドンチャレンジして頂いて
素晴らしい作品を作って頂きたいと思います。

私は、ベンダー使わせて頂きます!

さて

次回はいい加減、ちゃんとした物作りたいのですが・・・
接合編。
でしょうねぇ・・・

ネタは用意してあるのですが仕込みが大変であります!

溶接編

に突入しちゃいましょ~

次回、4回目は

家庭用100V溶接機紹介編だぁ~
おたのしみにぃ~



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