既にネットや書籍で色々な情報が上がっていて、「そんな事知ってるよ!」と
お思いの方も多いと思いますが薪ストーバー歴数年のまだまだ初心者の私が
感じ経験した事をお話しさせて頂きます。
これから薪ストーブを購入したい!と思っている方々に
少しでもヒントになればと言う事でお話させて頂きますね。
住環境って大事。
一番最初にこれを書くって事は、私の中では一番苦労した最重要事項なのかもしれません(笑)
既存住宅でも新築でこれからお建てになる方も、薪ストーブ導入でとても大事な事です。
使用頻度によりますが、薪作りと保管の場所(スペース)の問題と
全くゼロにする事が難しい煙(視覚的、嗅覚的ご近所への配慮)の問題は
私の周りで何年たっても、何度も話題に上がる話です。
場合によっては、ストーブの使用を諦めた方も・・・
スペース
これに関しては、維持、管理するのに時間とお金が有れば
正直、有れば有るほど良いに決まってます(笑)
しかし、私も含め大概の人達が限られたスペースでストーブライフを送っていると思います。
知り合いの中では、住まいの近くの地主さんと交渉して薪の作業スペースをお借りしたり
仲間を集めて協同で薪作業場と置き場を確保してる方もいらっしゃいます。
じゃ~自宅スペースで最低でもどれ位必要なのか。
私の家の話を例に、薪の量も含めてお話しして見ましょう。
場所は南関東、夜焚きがメインで、平日の朝と昼間はほとんど焚かない。
そんな我が家の使い方で年間約5㎥。
2年乾燥でサイクル的に使うと、使用薪と未乾燥在庫薪で15㎥になります。
宅配便のカゴ台車の大きさが1×1×1.7位なので、9台位の量になりますね。
面積だけで言えば9㎡。3ナンバーのミニバンが置けるくらいのスペースでしょうか。
(実際の薪の乾燥には、風を通す空間と、お日様の力が重要になってくるので
広さはもっと必要になり日当たりの良い場所って条件も必要になってきます)
プラス、土場と言われる薪割り作業スペース。これも貰って来た玉(原木)を置いたり
薪割りをしたりするので、車一台分は欲しい所です。
しかしこれは、我が家の例です。
冬の間1日中、薪ストーブをメイン暖房にする方。
私には想像もつかない位(最低でも2倍以上)の薪の量とスペースが必要になるかと思います。
週末だけゆっくり炎を楽しみたい方。
薪割りも自分でせずに、薪屋さんから購入して(1㎥=¥20.000位でしょうか?)
最小スペースで楽しむ。
と、色々な楽しみ方が有ると思います。
そこの所は、住まわれる環境とライフスタイルに合わせて
楽しまれるのが一番良いのではないでしょうか。
薪作りも楽しいストーブライフの一部なので
出来る方は是非チャレンジして頂きたいですね。
薪作り のお話はまたの機会に。
ご近所への配慮
土地の話
先にお話しさせて頂いた、スペースがメチャクチャ確保されている方は
煙の心配や、薪割り時の騒音問題まで一気に話が済んでしまいます。
やはりこれもクリアできる方は、一部の方で大概の方は限られた場所でストーブライフを
送っています。
ここで私の土地探しの話なのですが「ストーブライフの出来る場所」探しには相当悩みました。
もちろん薪ストーブを家に設置したいと言うのは私の頭の中には有りましたが、
それ以外に大きな条件が2つありました。
1つ目が、学校に通い始めた子供の為に転校はしないで済む場所。
2つ目が、実家の近く。
2つの条件が重なる場所、田舎とは言え住宅地で薪ストーブライフ出来る土地探し・・・
結構キツく選択の余地が無い所からのスタートでしたが
そこで、とても役に立ったのがGoogleさんが提供しているサービス
Google Map
GoogleEarth機能で地形や方角などを見て、風の影響が近隣の方に迷惑を掛けないか
近所の土地との間隔がどれ位開いているかなどパソコン上で確認し
ストリートビューで現地の詳細を確認したりしてました。
家を建てる前の方なら、お探しの住宅地に薪ストーブユーザーが
どれ位ご近所さんに居るか、煙突の有る無しで探すことも出来ます。
こうして2年以上も時間を掛けてようやく土地の購入に至りました。
が
最近仲間の一人からこんな話が・・・
「家を建てた時は周りは畑ばかりで家なんか建ってなかったのに
開発が進んで住宅地に・・・」
「近所から煙が臭いとクレームが入り以前ほど薪ストーブを焚けなくなった・・・」
と・・・
最善を尽くしても、事前に出来ることはたかが知れていて
周りの変化で変わってくるのは当たり前の事なんです。
そう考えると、煙突だらけの住宅地を探すって言うのも
「田舎暮らし」「スローライフ」に憧れの有る方にはかけ離れた環境に
なると思いますが、選択順位が「薪ストーブ」が上位なら有りなのかも
しれませんね。
家の話
ようやく土地が決まってもそこにどんな家が建つのか
毎日現場に確認に行けない本人よりも、近所の方には毎日目に入って来る事なので
とても興味深く見ているものです。
最近では、薪ストーブ住宅を得意にいている工務店や住宅メーカーが増えて来て、
専門的な知識や情報をたくさん持ってらっしゃる業者さんが増えて来ました。
そう言う所に相談するのが一番早いと思いますが、
施主として私たちに出来る事は
最低限の知識と常識を頭に入れて置く
って事です。
設計段階で図面を見て、おかしいぞ?って思わないで家が建ってしまうと
建ってからでは直せない所が沢山有ります。
設計士さんが「大丈夫です!」って言った所もよーく見て考えてみて下さい。
薪ストーブの設置場所
煙突の立て方
煙突の位置
薪作業、薪置き場からの動線 などなど・・・
考える事は沢山有りますがその中で、私が思うご近所への配慮として重要なのは、
煙突の位置と作業スペースの位置
です。
煙突の位置。煙やススは大丈夫?
隣の家のベランダのすぐ前や物干し台の近くになってませんか?
屋根なしガレージで置きっぱなしの自動車が止まってたりしませんか?
作業スペース。騒音、振動は大丈夫?
ご近所に生まれたばかりのお子さんや、寝たきりのご老人、
現役を引退されて余暇を楽しんでおられる団塊の世代の
オジサマは住まわれていませんか?
上の話は、私の聞いた事の有るクレームに繋がった話しの一例です。
建ててからでは直しが効かない家の事。
しっかり工務店さんの説明を受けてご本人で納得した上で
家作り進めて行ってくださいね。
これが一番大事な事!
色々とお話しして来ましたが、結局これかよ!って(-_-;)
まとめます。
コミュニケーションなんです
結局の所これに尽きるんです!
「一番めんどくさいじゃん!」
と、お思いの方もいると思いますが
信用はいちにちにしてならず!
肩ひじ張らずに少しずつ行きましょ!
わざわざここで私がコミュニケーションの事を語らなくても
皆さんの方がずぅ~っとちゃんとした大人で
人見知りコミュ症の私が話すことはないかなぁ~とか(笑)
やって来た事はいたってシンプル。
元気に挨拶!
これが一番でしょうか。
そこから、世間話をするようになって
「煙突立ってる家だねぇ」
と言う話になれば、少しずつ薪ストーブの話をしていけば
良いと思います。その時にこちらから
「煙の臭いなどでご迷惑おかけしてませんでしょうか?」
とか
「薪割りの音うるさくないですか?」
と言って
「何かあったら何時でも言って下さい。」
と、一言言っておくようにする、
シンプルな事ですが大事ですね。
要は、薪ストーブの事はご近所さんにオープンにお話しして
チョットづつ安心安全とご自身の信用を増やしていく事なんだと思います。
地域のイベント、自治会の仕事など積極的に参加して
自分をよく知ってもらう事も一つです。
なんなら家に招待して薪ストーブで暖を取って頂き、薪ストーブで調理した
料理でおもてなし、酒を呑みながら(私は呑めませんが・・・)語らい
薪割り体験などもして楽しんで頂く。
そうして少しずつ理解者を増やしていざと言う時に味方になってくれる方を
増やして・・・?
これって薪ストーブの話だけじゃなくて社会人全般に言える
当たり前の人間関係の話です。普通の事ですよね。
まぁ~コミュ症の私には頑張らないと出来ない事でしたが・・・
普通の人は普通の事です(笑)
難しく考えずに、楽しい薪ストーブライフが
送れますように。
最後に
薪ストーブの設置には、お住いの地域によってルールが決められてる場合が
有ったりします。詳しくは工務店や薪ストーブ店などに相談してみて下さい。
( 建築基準法や民法や消防法など )
コメント
来ましたよ~
近所のコミュは大事ですね~
リンゴチップばらまいてます(^o^)
有難う御座います!
コメントの返信の仕方すらよくわかりません(笑)
昔の人なんでブログ大事じゃね!?ッテ事で頑張ってます!
またお土産よろしくお願いします^^
なるほどなるほど。
当方行き当たりばったり。
ご近所気をつけないと。
薪割り機は無理かなあ?
そんな「なるほど」って(笑)
アドセンス通すのに有益な記事を載せないといけないって事なので
頑張って書きましたが・・・合ってます?
日記形式がいいんですけどこれもまた修行です。