禁断のネタに踏み込もうとしています(笑)
仕事嫌いの板金屋のオヤジお送りするDIYネタ!?
皆さん大好きDIY!
私も、薪ストーブ関連の、薪棚、炉台、炉壁は自作いたしました。
仕事じゃないものづくりは楽しいですねぇ~
皆さんも木材が中心のDIYは、経験してても、金属の加工は
中々手が出ないのではないでしょうか?
多分私も、家業が板金屋でなかったら、やって無かったと思います。
物心ついた時から遊び場が工場の中だった私が、
この道具が有れば
物作りの幅がひろがる!
そんな道具達の紹介と、使用上の注意事項を、
各工程ごとに紹介させて頂きます!
ホントかなぁ~(笑)
記念すべき一回目は
金属を切る!
編でございます
興味ある人いるのか心配ですが・・・
いってみよ!
金属を切る!
金属DIYを始める時、多くの方が材料は、大型ホームセンターやネットで
調達すると思います。
その時すでに、私達プロが使う材料より小さく
カットされた状態で販売されています。
最近では、指定寸法に有料でカットしてくれる
サービスをしている所も増えて来ました。
売られている材料を基準に製作して行くとか、製作前にしっかり
図面に寸法を落とし込んでから、切断を依頼するなどすれば
余計な切断の手間は省けてしまうので、製作前の設計時、
しっかり図面を書くって事も、意識してみると良いかも知れません。
大きさや形にこだわりが有る!手直しが必要だ!など
どうしても切断したいとなると
手っ取り早いのが、
ディスクグラインダーです。
この機械は付け替えの出来るディスク部分を変えるだけで
「切断」と「研磨」の両方の作業が出来る優れものです。
コードタイプは、電源が取れる所でしか使えません。
バッテリーがメーカーで共通しているなら
バッテリー交換タイプもいいですね!
バッテリー交換タイプは少し重いのと、バッテリーの容量などで
使用時間が制限せれるのが難点。
好き嫌い?相性の問題かもしれませんが
最近うちは、マキタの工具が多いのでマキタ推しです(笑)
木工用ディスクなど様々な材質用のディスクがあるので
DYI工具として一つ持っていて良いと思いますよ!
レジボン、レジトン、ニューレジストン・・・
色々メーカーさん有りますが、鉄を切断するなら
これかなぁ~
板厚が厚い場合はディスクの刃厚も厚くして下さい。
研磨するなら
これが、テッパン!
スキルタッチ
鉄を研磨するなら、ACで。ステンレスならWAを選んで下さい。
アルミはCCね!
仕上げに使うペーパーも色々。
家で使っているのが写真でも写ってますが
中々持ちが良いですよ!
固定用ネジもディスク一体型なので
交換が楽チンです。元のネジを無くさないように!
使用時の注意点
使用時に一番注意したい事は、安全対策です。
ゴーグル、防塵用マスク、皮手袋は必須アイテムです!
メガネをしていても、プラスチックレンズが主流の今、
細かい粉塵がレンズを痛めてしまいます。
目に粉塵が入るとゴロゴロチクチク大変です!
マスクをしないと、鼻の中が真っ黒に!痰もからんで
気管や肺にダメージがあります。
フィルター交換式の物を付けろとは言いません。
良くあるタイプのマスクで、しっかり密閉して使いましょ。
皮手袋は保険みたなものです。想像してみて下さい。
力を込めて作業しているその時、ディスクが手に直撃!
正直、最初血は出ません。高速で回転しているので、肌や肉を削り落として
削れた所は摩擦熱で一瞬で焦げて火傷状態に。
皮手袋ごと削って行きます。
痛い思いをするのはイヤですよねぇ~
細心の注意をして作業しましょう。
豚でも牛で掌当てが付いてるものがオススメです。
ゴーグル、マスク、革手袋は消耗品なので
安い物で十分です。
回転する機械には付き物の
キックバック
にも注意が必要です。
チェンソーを使っている人ならみんな知ってる現象ですよね!
小さい工具ですが、グラインダーにも起こる現象で
グラインダーの場合、どっちの方向
(使用時に横向きなら左右に、縦向きなら上下に)
にもキックバックしてきます。
ディスクを深く突っ込み過ぎたり、材料に挟まったりすると
簡単に起こります。
自分の方に飛んでくるキックバックは要注意。
切断時はディスクを深く突っ込まないように使用して
無理な使用方法は避けて安全に使いましょう!
最近では、キックバック防止機構の付いた機種も
増えて来ています。
バッテリー交換式なら
安全が買えるなら安い物です!
それから、音が大きいと言う事。
長く作業する場合は耳栓やイヤーマフを使って
耳を守ると良いです。
金属を切ったり磨いたりする時には、
粉塵が舞うし火花が飛びます。
ご使用になる時は、ご近所に配慮して使用する事はもちろんですが
騒音、粉塵や火花が周囲に飛び散らないよう
対策する事をおすすめします。
使用前には必ず、取扱説明書に目を通して下さいね!
鉄を切る!知ってる!?知らない!?
木工DIYで使っている道具でも、部品を変えれば
金属も切れるって道具って知ってます?それは・・
ジグソーです。
この機械も刃を金属用に変えるだけで、金属が切れるようになります。
ディスクグラインダーに比べると騒音は大人しい感じです。
3mm位の板、10mm位の丸棒なら切れます。
ベニア板を切る感覚で、頑張れば曲線切りなどの作業も出来ますから
木工DIYで既に、ジグソーをお持ちなら、専用刃に変えるだけですから!
機種によって、替刃の規格が違うので合うものを
選んで購入して下さい。
上下に刃が動いて切って行く工具ですので、材料をしっかり固定すると
バタつきを抑えて作業が出来ると思います。
固定にはシャコ万力
ハンドバイス
あると便利です!
同じく刃物変えれば切断でいるのが
丸ノコです。
チップソーを鉄工用に変えると切れます!
大物、長物の切断向き。直線にしか切れないです。
Rに切るのは難しいと思います。
切るまとめ
他にもまだ、バンドソー、メタルソー、高速カッター、プラズマカッターなど
ネットやホームセンターでも買える機械は有りますが、
これから始める道具としては、これ位から初めて見るのが
良いと思います。
鉄が切れると言う事は、何でも切れます。
怪我だけは本当に注意してください。
ピカピカにバフ掛けしたい!
材料を切るって事で紹介したディスクグラインダー。
ピカピカに磨きたいって時にも
このディスクグラインダー使えるんです。
普通のディスクグラインダーでも、加工できますが
より綺麗に仕上げたいなら、無段階変則タイプの物を選んで下さい。
回転数を遅くした方が綺麗になるので。
これとか
こんなのね
そして
ディスクを荒磨き用にサイザルディスク、
仕上げ用にフェルトディスクを選んで
青棒を使って磨いていきます!
セットになったこちらが
お得かも知れません。
回転して磨いていくので最終アール型の磨き線はどうしても
残ってしまいますが、簡易的にバフ掛けするなら
十分綺麗にピカピカになりますよ!
コツは、青棒を付け過ぎない、強くこすり付けない、
同じ場所を磨き過ぎない。
って所でしょうか。
なれが必要な作業ですがぜひチャレンジしてみて下さい!
古くなった鍋とかヤカンとか面白いかも知れませんね~
さて・・・どうだったでしょうか・・・
これで、鉄を切ったり磨いたりしたくて
ウズウズしてきてるのでは
ないでしょうか・・・(-_-;)
安全対策はすべての工程で必須ですが
最初の切る編では口酸っぱいくらい
書いてしまってますねぇ~
実際、僕らもグラインダー作業の怪我は
多いんですよ~
つぅ~ことで
怪我無く楽しくものつくり!
してくださいね!
切っただけじゃ何もできねぇ~よ(-_-)
2回目は
穴をあける!
編をお送りしまぁ~す!
お楽しみにぃ~!?
コメント
正直、もうちょっと早く始めてもらえれば・・・
ドラム缶焼却炉完成しちゃいました(泣)
穴あけ無茶苦茶手間取った~
安物ドリルは何本も折れるし・・・・・
2次燃焼用に加工方法盗もう
てんてん親父さん
完成しちゃっていいじゃないですかぁ!
チャレンジ出来る人向きの内容じゃ無かったでしょ?
チャレンジを後押しする向きの内容です(笑)
いつでも相談乗りますよ!
勉強になりました❗
特にバフがけは知らない事だらけ
バフってみます‼️
KAZUYAさん
ちょっとやめてくださ~い(/ω\)
こっちが教えて欲しい事ばっかりです~
最初からピカールじゃ大変でしょ(笑)
青棒の種類も番手によって沢山有ります。
調べてみて下さい!
コロナ落ち着いたら勉強会やりましょうよ!